犬猫へのベジタリアン食とビーガン食
- 清水
- 2020年2月10日
- 読了時間: 2分

みなさん、こんにちは。
清水です。
犬猫の食事に関心のある方とのお話は、非常に楽しいですね。
今回は、ベジタリアンやビーガンについてですが、
より(全く?)動物性の食事を摂取しない食事であるビーガン食を中心に。
自分の(人間の)食事にビーガン食を取り入れる方の多くは、家畜に対する想いから。
そして、宗教的な理由や環境問題など。
飼い主様の中には、涙しながらお肉を調理する方も。
そして、犬猫にビーガン食を与える選択をする方も。
ビーガン食の場合、動物性の食材にしか含まれていない必須栄養素は摂取できず、欠乏症の心配が出てしまいます。
ヒトやわんちゃんも不足の心配はありますが、特にねこちゃんの場合、代謝上(体のメカニズム上)、植物性のビタミンAを利用できなかったり、動物性の食材に豊富なタウリンを多く必要だったりします。
ので、ビーガン食を行う場合、より綿密な、食事管理が必要になります。
まじめに?ビーガン食を選択している飼い主様は、この辺りの心配はご存知の方が多いようですが、
ビーガン初心者や、流行りに便乗しているだけの場合、知らずに犬猫に与えてしまうことがあり、注意が必要です。
わんちゃんねこちゃんに、ビーガン食を与える場合、ビーガン食の利点ばかりに注目せず、欠点と対処法含めて考慮し、与えるかどうかを判断しましょう。
利点だけしか見えていない!
利点しかない!
という場合は、わんちゃんねこちゃんへのビーガン食はやめましょう。
悪いところとも向き合って、その上で、与えるか判断しましょう。
わんちゃんねこちゃんへの食事の不安、ご相談、お待ちしております。
清水