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犬猫へのベジタリアン食とビーガン食


ニンジンのカロテンはねこちゃんが苦手ななの。

 みなさん、こんにちは。

 清水です。


 犬猫の食事に関心のある方とのお話は、非常に楽しいですね。


 今回は、ベジタリアンやビーガンについてですが、

 より(全く?)動物性の食事を摂取しない食事であるビーガン食を中心に。


 自分の(人間の)食事にビーガン食を取り入れる方の多くは、家畜に対する想いから。

 そして、宗教的な理由や環境問題など。


 飼い主様の中には、涙しながらお肉を調理する方も。

 そして、犬猫にビーガン食を与える選択をする方も。


 ビーガン食の場合、動物性の食材にしか含まれていない必須栄養素は摂取できず、欠乏症の心配が出てしまいます。

 ヒトやわんちゃんも不足の心配はありますが、特にねこちゃんの場合、代謝上(体のメカニズム上)、植物性のビタミンAを利用できなかったり、動物性の食材に豊富なタウリンを多く必要だったりします。


 ので、ビーガン食を行う場合、より綿密な、食事管理が必要になります。


 まじめに?ビーガン食を選択している飼い主様は、この辺りの心配はご存知の方が多いようですが、

 ビーガン初心者や、流行りに便乗しているだけの場合、知らずに犬猫に与えてしまうことがあり、注意が必要です。


 わんちゃんねこちゃんに、ビーガン食を与える場合、ビーガン食の利点ばかりに注目せず、欠点と対処法含めて考慮し、与えるかどうかを判断しましょう。


 利点だけしか見えていない!

 利点しかない!

 という場合は、わんちゃんねこちゃんへのビーガン食はやめましょう。


 悪いところとも向き合って、その上で、与えるか判断しましょう。


 わんちゃんねこちゃんへの食事の不安、ご相談、お待ちしております。



  清水

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