みなさん、こんにちは。
新型コロナ、なかなか収束してくれませんね。
各方面、みなさまに疲れが、出ないことを願うばかりです。
私も、みなさんも、新型コロナの抗体、持ってたりするのでしょうか?
PCR検査よりも、無作為抗体検査結果があるなら、知りたいな。
今日は、気分を変えて、大好きな「自然(天然)」について。
この仕事の動機というか、私の理念というか・・・
常に
犬猫の「自然」って、なんだろう。
私たちの「自然」って、なんだろう。
ということを考えてしまいます。
この「自然」の大部分は、食事に関してですが、もちろん日常の生活も。
そして、これに時間軸を加え・・・
昔の「自然」と、今の「自然」とか・・・。
そして私の「自然」と、飼い主様の「自然」と、会社の「自然」と、犬猫の「自然」のズレとか、考えたり・・・。
先日、殺菌効果やウイルスに対する効果があるという、果物の種子から抽出した物質には、合成抗菌成分などが含まれていることがあるという話を聞き、その報告を読みました。
果物の種子が、細菌やウイルスに対する効果がある物質を持つのは、種子が次の植物に育つための防御機構を備えているからと考えれば、その「自然」な恩恵(効果)を私たちも得たいと思ってしまいます。
それが、誤って混入したのか、故意に混入させたのかはわかりませんが、合成成分が検出されたという報告は、とても残念です。
さらに報告では、実際に種子からの抽出を試みていますが、これら合成品は検出されませんでした。
このような「自然」を謳った原料が、さまざまな加工食品や健康食品、衛生製品に使われていしまっている可能性を考えだすと、何を信じていいのかわからなくなりますね。
買い手の求める「自然」と、製造販売者の考える「自然」は、異なるのかもしれません。
「自然」の成分のために、化学薬品を使って抽出を行う。
時に、化学薬品が抽出物に残る。
それも「自然」!?
いっそのこと、
「当社製品は安全な合成品を使用しています!」
こんなキャッチフレーズで、いいじゃないか!
という提案は、しばしば却下されます。
清水
参考
グレープフルーツ種子抽出物および配合製品中の合成殺菌剤の調査, 杉本ら, 食品衛生学雑誌, 49: 56-62, 2008