top of page

新型コロナウイルスの話を聞いて


獣医内科学アカデミー

 みなさん、こんにちは。

 清水です。


 前回もコロナウイルスに関してでしたが、今回も少し。


 新型コロナウイルス感染症のために、様々な活動が自粛ムードの中、学会に出席してきました。

 新しい情報から、忘れていた内容まで学ぶことができ、多くの有意義な時間を過ごせました。

 わんちゃんねこちゃん、飼い主様、みなさまにより良い栄養管理をお届けできる情報もたくさん得ることができました。

 遠くまで行った甲斐、ありました。ありすぎました。


 今回は、新型コロナウイルス感染症流行を受け、緊急のセミナーも開催され、専門家のお話を拝聴することができました。

 疑問が解消でき、良かったです。

 

 国内含め世界中で、研究機関や各国の省庁がこの感染症のための研究や対策を緊急で行っています。

 が、まだ研究中です。

 これまでにわかっていることや、同じ性質のウイルスでわかっていることから、より良い対応ができるように取り組まれています。


 

 不安の解消は、人それぞれで、私のように解消できた人もいれば、

 不安や疑問がつぎつぎ押し寄せてくる方もいらっしゃいます。


 この感染症に対して、多くのことがわかったとしても、絶対はありません。

 風邪のような症状が出て、病院で検査して、陽性と診断されて、治療して治る。

 という流れができたとしても、

 一部の方は亡くなってしまいます(その中には別の死因も含まれます)。

 一部の方は陽性と診断されません(陽性になるだけのウイルスがいない)。

 一部の方は、病院に行きません。

 一部の方は、無症状で普通に生活します。


 絶対の予防、絶対の治療、絶対の・・・

 絶対を求めることは限界があります。


 誰かのせいにしないと落ち着かない場合もあります。


 様々な状況の中、現在の感染症の対策の最前線で取り組んでいる方々に、感謝です。

 ミスは起こらないに越したことはありません。

 万全の(絶対に近い)対策ができるに越したことはありません。


 結果に対して不満をぶつける方。

 判断が甘かったと批判する方。

 もっとさまざまな活動を自粛するべきだと訴える方。


 多くの意見はあっていいと思います。


 その中で、懸命に取り組んでくださるみなさま、

 ありがとうございます。

 お体、ご自愛ください。


 私たちにできること。

 小さいですが、私たちもできることをします。



  清水

© 2017 by R nutritioin clinic for pets

  • Rube
  • Instagram
  • Facebook
bottom of page