みなさん、こんにちは。
コロナに負けず、今日は、にゃんちゃんの食事について考えてみよう!
タイトルは、猫とフルクトキナーゼですが、
ようは、猫は炭水化物を食べていいのか?
まんじゅうを食べていいのか?
砂糖を食べていいのか?
なんてことを考えていると出てくる疑問です。
こんなことを考えることありますよね。
ありますよね。
ありますよね~。
フルクトキナーゼとは、
〇〇アーゼとついているので、酵素です。
フルクトースを分解するーぜ、の酵素です。
フルクトースとは、二糖類のスクロース(ショ糖)を分解したときにできる単糖類です。
砂糖(スクロース)を食べると、消化管内の分解酵素(スクラーゼ)のよって、グルコースとフルクトースに分解されます。
そして、体内に吸収されます。
フルクトースは、エネルギーとして利用されるには、肝臓のフルクトキナーゼで分解されなくてはいけませんが、
が、
猫はこのフルクトキナーゼがなくて、フルクトースを使うことができず、尿へ排泄される。
ということになっています。
これは、猫にさまざまな種類の糖を与えたときに、尿中へのフルクトース排泄が増加してしまうという研究結果から。
ただ、猫の肝臓には、フルクトキナーゼはあるという研究結果もあります。
どっちやねん!
いろいろな種類の研究、報告があり、このような問題にぶつかることは珍しくなく、しばらく悶々としながら過ごす・・・
の、繰り返し。
冒頭の疑問に対する私の考えは、
猫の研究からは、猫は砂糖を食べてもエネルギーとして使えるらしい。
でも、猫の食性の研究から考えると、猫に砂糖は要らないカナ。
カナ。
だって、ネコだから。
清水
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