TNRをした猫による絶滅危惧種の捕食


 みなさん、こんにちは。

 先日、徳之島の絶滅危惧種がTNRを行った猫によって捕食されているというネットニュースがあったので、その報告について。

 みなさん、TNRってご存知ですか?

 魚釣りのキャッチ&リリースのネコ版的な・・・。

 Trap(トラップ)、Neuter(中性化)、Release(リリース)の頭文字です。

 つまり、ノラネコを捕獲し、避妊手術や去勢手術を行い、また野に放つこと。

 地域によっては、その助成金が出るようで、

 また、ノラネコの手術専門の動物病院もあるようで、、、。

 いろんな専門分野があるもんです。

当院も珍しい専門(栄養)ですが(たぶん、オンリーワン、おんりーにゃん。)。

 徳之島でも同様の活動は行われていて、その猫が絶滅危惧種であるアマミノクロウサギやケナガネズミ、アマミハナサキガエルなどを食べてしまっているという寂しい内容でした。

 私たちが通常目にする猫で、飼い主がいない猫のうち、

 その辺でキャットフードをもらったり、ゴミあさり等で生きている猫が「ノラネコ」。

 人の住む場所へはよらず、野山で小動物や昆虫を狩って食べて生きている猫が「ノネコ」。

 というような分類があります。

 徳之島のような小さな島では、人の居住地と野山が近くて、上記分類が成り立たないようで、キャットフード食べて元気になって、山で絶滅危惧種を捕食するようです。

 ノラネコが出産してネコが増え続ければ、生態系への良くない影響はあるでしょうが、TNRを行った猫も、現時点では問題なようです。

 TNRを行った猫は、猫間の縄張りや争い、他への興味より、食べることへの興味ばかりが優先してしまう。なんてこともあるのでしょうか?

 少しでもいい方向に人間が介入できればいいですね。

 これも含めて自然の摂理ですか。

  清水


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