みなさん、こんにちは。
今日は、手作り食の栄養バランスを調査した海外の論文で、タイトルの「ねこまんま」を思い出し、その概要を含めた内容です。
みなさまにとって、「ねこまんま」とはどのような食事ですか?
私の場合、「猫」ではなく、「犬」または「人」の食事です。
内容は、ごはんに汁物(ほぼ具なし!)をかけたものです。
地域差でしょうか?
人によって、その定義はいろいろ違うようです。
昔は、このような食事を犬(猫)に与えている家庭は多くありました。
そう、「ねこまんま」は、昔の「手作り食」です。
この手作り食は栄養バランスが悪いと、その後「ドッグフード」や「キャットフード」が主流になりました。
現在の手作り食は、「ねこまんま」とはその内容が変わり、具だくさんです!!
その栄養バランスは、主にミネラルの不足になることが多いので注意は必要ですが、以前の「ねこまんま」とは、全く違います。
海外の犬の手作り食の研究では、手作り食として用いた食事は、非常に高炭水化物低タンパク質低脂肪の食事でした。
その国の文化的な背景もあり、このような手作り食の内容になるようですが、結果、バランスのいい食事より、栄養状態や免疫状態に問題が生じる可能性が示されていました。
現在、国内で、手作り食を与えている飼い主様は、ほとんどこのような内容の食事ではありません。
十分なタンパク質を含んでいます(たまに、とっても多い方もいらっしゃいますが)。
これまでに「手作り食は栄養バランスが悪い」と言われた、努力の結果だと思います。
対して、「ねこまんま」の内容と似ていそうな、今回の論文の手作り食。
昔のわんちゃんは、栄養や免疫を低下させてしまったかしらと反省。
我が家もドッグフードではなかったから。
「ねこまんま」
このような食事を、わんちゃん、もちろん、ネコちゃんにも与え続けてはいけません。
「ねこまんま」
美味しいですね。癖になります。
私も、食べ続けないように、注意しています。太る!
清水