金魚の転覆病


 みなさん、こんにちは。

 清水です。

 今日は、金魚の転覆病について。

 そう、犬とも猫とも、栄養とも関係ありませんが。

 金魚に多い病気で浮袋が異常に膨らんでしまうために、正常な体位を保てずひっくり返ってしまう病気です。

 転覆病といいますが、英語でも「Tenpuku disease」とも呼ぶようです。

 原因は、水が悪かったり、浮き袋がウイルスや細菌感染していたり、腫瘍などができてしまったり、構造的な異常だったり、浮き袋と消化管をつなぐ管の閉塞が考えられます。

 原因特定が難しく、治療も難しい。

 水槽をきれいにしたり、水温を上げたり、抗生物質で感染の治療を行うことで改善すればいいのですが、なかなかうまくいかいことも。

 浮袋の空気を抜くことで改善しても一時的が、再発することが多い。

 そんな転覆病の金魚を外科手術をして治療した論文がありました。

 以下、論文概要です。

 浮袋の容積を減らす、転覆病の治療です。

 麻酔をして手術。

 麻酔中は心拍数や呼吸回数もチェックしていました。

 呼吸回数?

 そう、えらの動きをチェック。

 仰向けに金魚が寝かされ、お腹から浮袋を出して一部を外科用のクリップで止め、腹部を縫合して手術終了。

 術後の経過が心配で、ドキドキしながら、その論文を読み進めると、

 手術後、初めは浮いていたけど2日後に沈む。(読んでる私、ショック)

 4日目から浮いて、フードも食べだす。(嬉しい)

 10日後、底で休む。(⁉)

 15日後、抜糸。

 帰宅。(良かった~)

 自宅でフード多種試みるも食べず、24日後、お亡くなりに。(大ショック)

 グリーンピースが効果あるというような話をどこかで聞いたような気がしていましたが、

 なんと、この論文でも同様の記述がありました。

 「crushed green pea」って、「砕いたえんどう豆?」。

 実に、興味深い・・・。

  清水


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