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ペットフードの重さの見た目


重さの見た目 本文内容とは関係ありません

 みなさん、こんにちは。清水です。

 今回は、市販のペットフードの与える量の量り方についてです。

 ペットフードには、通常、犬猫の体重によって、与えるべき量(グラム、g)が記載されています。

 (例えば、5 kgのワンちゃんの給餌量は、1日に100 gです。)

 重さを量って与えるより、カップで量る方が簡単なため、カップで量が表されているペットフードもあります。

 (例えば、5 kgのワンちゃんの給餌量は、1日に200 ccの計量カップの1カップです。)

 ここで注意!

 全てのフードが同じ重量、同じカロリー(エネルギー)、同じカップ量ではありません。

 例えば、あるワンちゃんの1日に必要なカロリーが400 kcalだった場合。

元気だワン。

 フードAは100 gに400 kcalのカロリーがあります。

 フードAは1カップ100 gです。

高カロリーなフード

 つまり、このワンちゃんは、フードAを1日に100 g(1カップ)与えたらいいことになります。

1カップ食べれる!
 

 このワンちゃんがフードAをフードBに変更しました。

 フードBは100 gに200 kcalのカロリーがあります。

 フードBにはカップの量の記載がありません。

低カロリーフード

 フードBは200 g与えないと、このワンちゃんに必要な400 kcalになりません。

200 g食べれる!

 では、何カップ与えたらいいのでしょうか?2カップ?

ひもじい・・・。

 カップの量の記載がない場合、必ず、カップで量ってから、使いましょう。

 フードBを1カップとって、重さを量ってみると、50 gでした。

繊維や空気で嵩増し!

 フードBは4カップ与えないと、このワンちゃんに必要な400 kcalにはなりません。

4カップ食べれる!食べきれる!?

 

 太りすぎ、やせ過ぎのワンちゃんネコちゃん。

 実は、食べ過ぎている、または、ひもじい思いをしている、ということがないように、ご注意ください。

 1度、フードのパッケージ、フードの量をご確認ください。

 同じ量のペットフードでも嵩が様々です。

 当ホームページでは、ペットフードの重さとその見た目を一覧にしています。

 ご確認ください。

 フードの量に不安がある場合、当院、または、かかりつけの動物病院にご相談ください。

  清水



2023年4月追記

<関連動画のお知らせ>

ドライフード専用の計量カップには目盛りがたくさんついている場合があります。

その計量カップの見方について説明しています。

重さや体積(嵩)や密度が関係してくるのですが、難しくならないように、図や写真でわかりやすく解説しています。

重さ(グラム)と計量カップの値(mLや㏄)が違う理由や実際のフード量が計量カップのどのくらいになるのか、たくさん与えることのできるカリカリのフードが犬猫にとって満足になるかどうかも説明しています。


字幕も対応しています!


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