白子の粘性に襲われて


うっしっし~♪よだれがねちょ~ん♪

 みなさん、こんにちは。


 今日は、犬猫に白子?というような内容ではありません。

 私が白子を食べた時の話。



 仕事でお世話になった方に、食事に誘って頂いたときの話。

 ちなみに、緊急事態宣言期間ではまったくありません。


 カウンター席に案内され、お世話になった方の会社の従業員の女性(私より一回り以上、若い可愛いお嬢さん)と、犬猫の栄養の話で盛り上がりながらの楽しいひと時。


 カウンター席なので、目の前の大将から、次々と珍しく、美味しい食事がそれぞれに提供されます。


 見たこともない前菜(よくわからないけど、美味しかった)など、いろいろ頂き、

 問題のお刺身の盛り合わせが登場。


 マグロや鯛の刺身の横に、真子らしきものと白子。


 先に真子っぽいものを頂き、


 そして、白子の塊をぱくっ。


 咀嚼(もぐもぐ・・・ねちょねちょ・・・)。


 ・・・!!


 んぐっ!!!!!!!!!!


 私は目を白黒させ、言葉を失ってしまいました。



 この時、私に何が起こっていたのか。


 この白子、口の中で大変な状態になっていたのです。


 ひと口目から、

 んっ?粘りが強い?とは思っていましたが、


 咀嚼を続けると、この白子、粘りというか、ぬめりというか・・・

 例えにくいのですが・・・


 食事を飲み込む前に、口の中では、食塊という飲み込むのに適したサイズと形の食べ物の塊を作ります。


 この白子、全く食塊にならないどころか、口いっぱいに、激しい粘調性の膜を形成してくるのです。

 飲み込めないだけでなく、呼吸すらさせない状況になる。


 こんな経験、ありますか?


 隣の彼女に伝えたかったのですが、声を発すると粘調性の膜が気管にへばりつきそうで、説明することもできず。


 この状況をどう乗り越えるか、悩む。


 ベストな方法は、吐き出すこと。


 こんな状況でさえ、食事に誘って頂いた恩師や、ニコニコ嬉しそうに食事を振舞ってくれる大将の前で、吐き出すことをためらう私がいる。


 目の前には、ハイボール。


 飲み物で流し込んでしまおうか。


 口の中の白子は、まとまらず、上あごを含め、口の中全体にへばりついている。

 とても流し込めそうにない。

 かえってむせて、この粘調白子を気管に送ってしまいそうで怖くなる。



 まずい。


 死ぬ。


 流し込み案、却下。



 この粘調性は、温めたり、冷やしたりすることで凝集してくれないか?

 という考えで、冷たいハイボールを飲まずに口に含んでみる。


 ・・・。


 !!


 まとまりだした!

 生還。



 ふと思い出して隣を見ると、お嬢さんは、普通に刺身を楽しんでいました。


 心配で恩師を見ると、すでに刺身を盛り付けた皿は片づけられていました。


 私の白子だけ?


 私の唾液のせい?


 真子の次に食べたから?



 原因はわかりません。


 ハイボールで上手くいった理由もわかりません。


 みなさんも、白子を食べるときは気をつけてください。

 特に、小さい子やご年配の方。


 今回の白子事件のおかげで、犬猫の咀嚼や嚥下、食塊を考えるにあたっての、いい経験ができました。


 今度から私は、初めの一口目は、ちっちゃくして、食べます。


 食べるんか~いっ!



  清水

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