top of page

甲状腺機能亢進症とヨウ素


海と砂浜、嫌いなの。抱っこして。

 みなさん、こんにちは。


 病気の時、食事で管理ができる場合がありますが、食事だけでは難しい場合もあります。

 特に、内分泌(ホルモン)の病気は、食事だけ管理するには限界があり、内分泌の薬を併用しなければいけません。


 例えば、

 インスリン不足の糖尿病には、インスリン。

 副腎皮質機能低下症には、副腎皮質ホルモンの補充のためのフロリネフ。

 そして、

 甲状腺機能亢進症には、甲状腺ホルモンの生成を抑えるメルカゾールなど。


 甲状腺ホルモンはヨウ素が原料のため、猫の甲状腺機能亢進症では、ヨウ素の少ない食事による管理を目的とした市販の療法食があります。


 

 ヨウ素は昆布に多量に含まれています。

 日本人は、昆布をよく食べます。

 食品中のヨウ素量の分析は少々面倒なのですが、国内の食品成分表(日本食品標準成分表)では、比較的多くの食品のヨウ素含量が記載されています。


 このヨウ素。

 大きな大陸の内陸では、摂取を心がけないと欠乏症になるため、ヨウ素入りの塩が販売されています。

 ヨウ素は海に豊富にあります。

 潮風の影響を受ける日本のような島国では、ヨウ素欠乏はあまり起こりません。


 海の近くに住んでいる犬猫は、グルーミングでも、ヨウ素を取り込んでいるかもしれません。

 イソジン消毒して舐めちゃっても、ヨウ素を取り込んでしまうかもしれません。


 それぞれのわんちゃんねこちゃんを診るのはもちろん、口からの摂取、住んでいる環境を考えながら食事管理は行います。大切ですね。



  清水

bottom of page