みなさん、こんにちは。清水です。
ゴールデンウィーク、いかがでしたか?
我が家は、“わん”と、まったり過ごしました。
14年前、私がまだ溝口動物病院で勤めていたころ、院長のご友人が、自宅で生まれたマルチーズの調子が悪いとのことで、来院されました。
そのマルチーズの子犬は、何も食べることができず、嘔吐が続き、ぐったり。
左右とも腎結石があり、片方の腎臓は腫大し、腎不全と診断。
死んじゃう・・・。
と思いました。
小さなマルチーズは、たくさんの注射、治療、検査に耐えました。
異所性尿管、腎結石、小腎症。
当時の最終診断。
数ヵ月という長期の入院後、退院できるまで回復。
他の家に行く予定だったこのマルチーズの子犬は、院長がご友人と相談し、病院の子になりました。
病院の子にしてくれました。
わ~い!!
正直な感想です。
お別れだと思っていたので、うれしかったです。
でも、彼女(わん)は、病気が完治したわけではなく、先天性の病気と弱ってしまった腎臓とともに生きていくわけで・・・
1歳になれるかな・・・。
病院みんなの目標。
彼女の調子が良くて、わたしが休みの日は、院長に許可をもらって、散歩に連れ出すようになりました。
彼女に楽しい思い出を作ってあげたい。
ただ、それだけ。
1歳になりました。
1歳になれました!
病院みんなで、誕生日しました。
2歳になるのが目標になりました。
2歳になれました!
私の見通しは、間違いでした。
・・・。
彼女は、今、14歳です。
彼女への楽しい思い出は、私の最高の思い出になっています。
清水
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